自転車で幌延、稚内巡る 5、6日のモニターツアーに10人参加
自転車観光を推進する宗谷シーニックバイウェイなどによるサイクルバスを活用したモニターツター「北海道秘境駅巡りと稚内サイクリング」が5、6の両日、幌延と稚内で行われ、参加者が秋の風景など楽しみながら自転車観光を満喫した。
コロナ禍での新しい観光スタイルの受け皿にすべく、大手旅行会社のクラブツーリズム催行で東京など首都圏から参加した10人は、5日はサイクルバスで幌延に移動し、稚内観光協会が用意した自転車でJR宗谷線の秘境駅として知られる南幌延駅や旧上幌延駅などを回った。
6日はノシャップ岬から抜海駅までの西海岸ルートを利尻山などを見ながら走ったあとバスで宗谷丘陵の白い道に移動。そこから再び自転車で宗谷岬までのサイクリングを楽しんだ。
ツアーに同行した観光協会の担当者は「皆さん各地で自転車観光を楽しんでいる方々で秘境駅巡りでは紅葉と周辺の景色、稚内ルートでは白い道や西海岸の風景を満喫していました。今月中にもう1回ツアーがあり、来年以降のツアー造成のため参加者の意見を参考にしていきたい」としている。