就職戦線あす解禁 高校3年生 求人多く売りて市場に

 高校生の就職試験は16日解禁される。
 昨年はコロナ禍中、採用試験を1カ月遅らせたが、今年は従前に戻し9月解禁した中、稚内職安管内(稚内、豊富、天塩、遠別、利尻、礼文の7高校)で就職志願72人(昨年88人)に対し、7月末で218人(同185人)の求人があり、売り手市場の就職戦線になる模様だ。
 求人倍率は3倍(同2・1倍)を超え、採用側の官庁、漁協、農協、金融機関、民間会社の人手不足が顕在化していることから若い人材を一人でも―という採用側にとって厳しい就職戦線になることが予想される。
 稚内職安の小原忠相統括職業指導官は「企業側は厳しいだろうが高校生にとって求人が多いのは朗報」と、先行きの明るいことに言及していた。
 主な団体の採用試験は宗谷漁協が18日と早く、稚内信金は22日、稚内漁協、稚内農協は10月上旬を予定している。

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