2年連続の中止決定 文化協会主催 名士カラオケと芸能祭

 稚内市文化協会は新型コロナ感染防止のため26日に予定していた第60回稚内市総合芸能発表祭と、11月7日の第40回稚内市名士カラオケ歌謡祭の2年連続しての中止を決めた。
 各団体の代表者が出演し歳末たすけあい募金を行うカラオケ祭として40回という節目の開催となる名士カラオケ歌謡祭は、会場となる文化センターの収容人数1300人の半分650人での観客で開催すべく準備を進めてきたものの、稚内で初めてクラスターが発生したことから出演者や観客の安全を第一に考え中止の判断に至った。
 12団体60人余りが出演予定していた芸能祭も同様に、安全を最優先し中止とした。
 中川昇会長は「両イベントとも節目の開催でしたが、2年連続し中止になったことは非常に残念であります。コロナ収束を願い、2年連続で中止になった分、来年は市民の方が元気になれるイベントとして開催できるよう願っています」と話していた。

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