23日から日ロ友好会館でロシア工芸品展示し販売
稚内日ロ経済交流協会は事務所がある日ロ友好会館で、ロシアの伝統工芸品マトリョーシカとホフロマ塗り工芸品を展示している。
稚内・コルサコフ定期航路利用促進協議会が7月に運航したチャーター船で、サハリンの業者から輸入したマトリョーシカの副港市場での先行販売に続き、今度は市民や事業者向けに友好会館1階資料室で3個~12個入りのマトリョーシカ20種類、ホフロマ地方で使っている工芸品のグラス、スプーン、ティーセットなど10種類を展示している。
ウォッカなど飲む時に使うグラス、豪華なホフロマ塗りのチェスセットなどが飾られ、23日~9月17日午前9時~午後4時までの間、希望者に販売する。入場は無料。
市(サハリン課)や交流協会は「今回、工芸品を輸入することができたので、市内のホテルや土産店などに流通させることで稚内がサハリンに一番近い街だということを広く知ってもらいたい」としている。