サプライズで花火 徳田晃一さん 大岬小レクで打ち上げ
大岬小で17日、全校児童43人のレクリエーションが行われ、サプライズで打ち上げられた花火に児童たちは感激していた。
2学期が始まったこの日、盆踊りの催しに替わりPTAが企画したキャンプファイヤーと手持ち花火をするレクに参加した児童と父母ら100人を前に、2年前から宗谷岬の最北端の地の碑前で花火大会を開いている徳田晃一さん(62)がコロナ禍で自身のイベントを中止にした替わりに子供たちに思い出作りをしてあげたいとサプライズで花火を打ち上げることにした。
午後7時前、校舎前に集合した児童達を前に、グラウンドから大玉の花火50発が打ち上げられ、迫力ある花火を見た児童と父母から歓声が上がっていた。
石垣湊大君(5年)は「花火のお陰で最高の2学期を迎えることが出来ました」、須藤義謙PTA会長は「子供達に最高の思い出作りをすることが出来たのは徳田さんのお陰です」と感謝していた。
徳田さんは「孫も通っている学校で、大岬小の子供たちの心に残る夏にしてあげられて良かった」と相好を崩していた。