市など6団体が昨夜、オレンジ通りで飲酒運転根絶の啓発実施

 「飲酒運転根絶の日」の13日夜、市、稚内署など6団体が大黒オレンジ通りの飲食店で啓発活動を行った。
 稚内市交通安全指導員会、宗谷総合振興局などから20人が参加した中、稚内署前で行われた出発式で市の藤原生活福祉部長は「最近では千葉県で発生した飲酒運転の事故で児童5人が死傷するなど痛ましい事故が発生している。啓発活動を通し飲酒運転根絶を呼び掛けましょう」などと挨拶した。
 参加者は2班に分かれ、飲食店の店主や客に対しチラシやマスクなど啓発資材を配り「飲酒運転は絶対にしないようにしてください」などと呼び掛けていた。

「オンライン決起大会」

 13日午後にはオンライン決起大会が開かれ、交通安全団体などから参加した40人が飲酒運転根絶が実現できるよう誓った。
 平成26年7月13日に小樽で発生した飲酒運転による死亡事故を受け、道は今月13日を「飲酒運転根絶の日」と定め、道内一斉に決起大会を開いている。
 宗谷合同庁舎では、辻井宗谷地区交通安全推進協議会長(振興局長)=写真=が「飲酒運転をしない、させない、許さないを合言葉に取り組んできたが、4月に枝幸町で飲酒運転による交通事故で1人の尊い命を奪われた。このようなことがないよう、これまで以上に取り組みを強化して行きたい」と挨拶。工藤市長、田村稚内署長が来賓挨拶した。
 昨年度の飲酒運転根絶の高校生メッセージコンクールの優秀作品紹介と「新型コロナステイホームと飲酒運転」の啓発動画をみたあと、参加者を代表し稚内砂利砕石協会の佐藤厚志事務局長が飲酒運転根絶道民宣言を行った。

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