無一文旅の男性と広島の学生が徒歩と自転車で日本一周旅 

 兵庫県姫路市から徒歩で無一文の日本一周旅をしてきた西江生道さん(28)と、自転車で日本一周の旅をしている広島工業大学3年生の中江紀斗さん(22)が稚内入りした。
 コロナ終息後に世界一周旅を計画している旅の前に経験を積むため西江さんは所持金ゼロで4月10日に自宅をスタート。太平洋側を北上し6月10日にフェリーで函館に入ってからは日本海側を歩き今月2日夕方、稚内に入った。
 学生時代の思い出作りに日本一周旅を決意した中江さんは5月26日に自宅がある広島を出発。1日100㌔前後のペースで日本海側を北上し、6月20日に函館に入ってからは日本海側を走って4日夕方、稚内に到着した。
 長旅の疲れを癒すためライダーハウス「みどり湯」で宿泊中の2人は、天候を見て次の目的地に出発する予定で、西江さんは「旅を応援してくれた人が一万円寄付してくれたこともあり、出会って助けられた人への感謝の気持ちを忘れずゴールしたい」、中江さんは「将来、住む場所を探す目的で旅もしており、自然が素晴らしい北海道は気に入っています」とそれぞれ話していた。

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