時の話題 「情けない議員」

 市庁舎改築について本紙への常連投稿者さんから意見をいただいたが、宜なるかなといったところか。確かに3氏が指摘するよう税金拠出を出来るだけ少なくするのが首長の大事な仕事の一つだが、自分の所となると勝手が違うようで意図も簡単に5億、6億円もの大金を出す算段をしてしまう。
 市長は先日の議会で「既に決まっていることなので」と答えていたが、中国でもあるまいし一度決まった事とはいえ翻すことは不可能ではない。
 それにしても我々市民の代表である議員の見識の無さには呆れてしまう。町内会長をやる人も何人かおり、普段、町内会活動で住民の意見・要望は無視し独断と偏見で事を進めるのか。そんな事はなく折り合いを付けて結論を導く筈である。
 ところが議会になると市長はじめ市の言い成りである。議員の一人からよく「胆力が足りない」との言葉を聞くことがあるが、そのまま返してやる。
 ここは本当に胆力を見せねばなるまい。
 選挙の時だけ頭をペコペコし「皆さんのために働きます」と連呼してもパフォーマンスに過ぎず、茶坊主的行動であり情けない。
 今の体たらくに昔の議員はどう思うか。「根性無しめが」と発破を掛けるだろう。
 過日、葬儀で式場の前列に座ると議員が何人かおり戸惑っていると後に来て筆者の横に座った某議員から「バッジ貸しますか」と言われた。胸の奥の特権意識ありありの様子に腹が立った。
 市民のために働いてなんぼの職業たること忘れず、見識を持った議員活動を望む。

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