週末雑感

　今週は気温上がらず初夏という季節感が薄れがちだったが、来週にかけて晴れて２０度超えるにつれ塞がれていた気持ちも快方に向かっていくのか。
　投票が明４日に迫った東京都議選を前に現在都議会第一党の都民ファーストの会の顔とも言えよう小池知事が先週から疲労困憊で入院してしまいファースト立候補者の応援演説も叶わず、中央紙の選挙情勢によると第一党は自民党に戻ってしまうようである。
　先祖返りの要因は新興のファーストは、イコール小池氏という機を見て敏な小池百合子という政治家の独断と偏見で存在した政党であり、都知事選には再選されるも４年前の勢いに無く、結局、ファースト個々議員は小池氏に振り回されたということなのだろう。
　都議会議員選はその後の国勢選挙を占う前哨戦といえ任期が１０月下旬に迫った衆院選を判断する格好の材料となろう。
　東京五輪・パラリンピックを無観客でも開催する意気込みの菅総理は五輪開催という余勢を駆ってパラ閉幕後直ぐの９月下旬にも衆院を解散し選挙に臨む腹積もりにあるようだが、コロナウイルスの感染状況いかんではしっぺ返しを食らう事も予期されるも、今選挙では政権交代は１００％ないであろう。
　北海道１２区（北見～稚内）は現職武部新氏に死角なく、立憲民主党候補が決まろうと大勢に影響はない。
　そういう意味ではつまらん選挙となる。政権交代の可能性というダイナミズムあれば我々国民も我先にと投票所へ出掛けるだろうが、さざ波も立たぬなら意欲も減じてしまう。