シケ祟りコロナ直撃 稚内機船漁協の当期剰余金は3463万円

 稚内機船漁協は、11日午後、第49回通常総会を開き、今年3月末までの第49事業年度の事業・収支決算報告を承認し、次年度の事業計画案を策定したあと役員(理事5人、監事2人)を改選した。
 冒頭、挨拶した風無組合長=写真=は榮寶丸のだ捕・帰港について触れたあと「シケ続きでの出漁機会の大幅な水揚げ減少、コロナ禍による魚価安など負の連鎖の渦中を役職員一丸となって、もがき苦しみながらも支え耐えしのいだ努力の賜です」などと述べた。
 損益計算書によると事業総利益2億6095万円から事業管理費を引いた事業利益は1363万円。事業外利益2357万円を入れた経常利益は3720万円。当期剰余金は3463万円。コロナ関連含めた事業資金として新たな貸付をし自己資本比率31・91%(前年対比0・34㌽減)。
 市場取扱高は2万4004㌧(前年比14・1%減)、15億9770万円(同28・5%減)だった。
 役員次の通り。
 ▽代表理事組合長 風無成一▽副組合長理事 土門哲也▽専務理事 葛西英裕▽理事 坂原勇次、泉浩輝▽代表監事 黒川明康▽員外監事 東政史。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ニュース

次の記事

週末雑感