珍鳥!マナヅル 門馬悦子さん 兜沼の牧草地で撮影
写真サークル「フォト・W」に所属する門馬悦子さん(73)が兜沼近くの牧草地で、道内では珍しい渡り鳥のマナヅル1羽を撮影した。
天気が良い日には朝早くからカメラを手に景色や動植物などを撮りに出掛けているという門馬さんは1週間ほど前の午後3時過ぎ、農道を車で走っている途中、牧草地で羽を休めていたタンチョウに気付き写真を撮っていたところ、そこから少し離れた場所でマナヅルを見付けた。
環境省の絶滅危惧種に指定されているマナヅルはシベリアや中国などで繁殖し、日本には冬鳥として九州など一部の地域に飛来するが道内での目撃例は少なく、越冬を終えて北へ戻る途中に迷って飛来したとみられる貴重な鳥に、門馬さんは「変わった色の鳥だと思いました。珍しいツルに出会えてラッキーでした」と話していた。