午前中で6割埋まる ワクチン予約 あすは電話かオンライン

 65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの個別接種の予約が18日から始まり、初日は臨時相談窓口を設けた文化センターに高齢者が続々と訪れ、予約を済ませた。
 6月1日から市内6医療機関で実施する3600人分の個別接種に向け午前9時から予約を開始し、オンライン予約が難しい人向けに臨時窓口が開設された文化センターには、開場前から150人余りが列を作り、中には午前4時半から並んだ人もいた。
 開場後、整理券が配られ、順番待ちの人は大ホールで待機し、番号順で呼ばれた人が11カ所の窓口で予約を済ませた。6月17日に稚内禎心会病院で接種する予約を済ませた富岡地区の男性(73)は「コロナに感染しないこと。人にうつさないようにしたい」と話していた。
 ワクチン接種実施本部で電話での受け付けも午前9時の開始から鳴りやまなかった。前回の集団接種予約の際は7回線で対応したが、今回は倍の14回線に増やしたものの「何度か掛けても繋がらない」と不満を口にした人たちが文化センターに訪れていた。
 本部によると、3600人分のうち午前11時半時点で6割強2400人分が埋まった。
 予約が定員数に近付いたため文化センターに設置した相談窓口での予約は18日で終了し、19日以降は電話(☏㉓2700)かオンラインで予約を受け付ける。
 文化センターでの臨時窓口は21日まで開設しているが、予約以外のワクチン接種に関する相談を受け付ける。

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