時の話題 「桜開花したのに」
週末から続いてきたグズつく天候も昨日あたりから晴れ間が覗き暖かくなったことから市内の所々にあるサクラも満開になりピンクの花びらが美しい。基本的に花鳥風月に関心がない筆者といえど心惹かれてしまう。
その美しさに触れると刹那と言えど無粋な人間を変えてしまうようで、現実、コロナ禍に晒されているとはいえど悪い気はしない。
片やシカものんびり草を食んでおり、現実を超越した感ある佇まいは夢見心地にする。
ハッと現実に戻るとコロナ禍第4波は凄まじく、全国の新規感染者は6千人を超え死者も三桁に乗ってしまい道内も連日、400人台~500人台を行ったり来たりし一段上も窺おうとの増勢だ。
宗谷管内(稚内)もこの1週間ほど連日、感染者がおり、人が集まるイベントや会議などの中止・延期が相次いでいる。
75歳以上の高齢者のワクチン接種の予約が終わり来週20日から実際に接種が始まる予定だが、すんなり行くのか。65歳以上にも12日前後には接種予約のクーポン券が届くような話だが、5、6月の集団接種(会場は中央4保健福祉センター)は75歳以上高齢者で埋まっているので65歳以上の集団接種は早くても7月以降になる。
市内6医療機関での個別接種の予約は18日から受け付けるが、筆者のよう掛かりつけ医が個別接種を実施しない市民は困惑しているに違いない。
初めての事で市民ばかりか市も混乱している。ここは担当部署に任せるのでなく、市長か副市長が率先し接種適正化に向け努めるべきでないのかな。