天北緑地のサクラ開花 平年より6日早く
稚内地方気象台は8日、天北緑地公園にあるエゾヤマザクラの開花を発表した。平年より6日、昨年より2日早く咲いた。
気象台職員が午前10時、サクラの標本木の花が5輪以上咲いているのを確認し開花を宣言した。今年は全国的にサクラの開花が早く稚内は過去5年間で2番目に早かった。
1月4日に沖縄からスタートしたサクラ前線は、4カ月かけ最北の稚内に到着した。
気象台によると、例年開花した日から2~3日後には満開になり開花した標本木を見に訪れた70代夫婦は「東京にいる親戚に稚内のサクラを見せてあげたく写真を撮りに来ました」と話していた。