春観光ツアー第1陣が礼文へ 本番も先行き不透明

 春の離島観光が始まり20日午後、クラブツーリズム東京のツアー客がフェリーで礼文島に渡った。
 例年、4月下旬から繁忙期を迎える利礼両島の観光は、今年はコロナ禍で人数は少ないながらも、初回は東京ツアー客21人が千歳空港で乗り継ぎし稚内入りし、午後2時10分の礼文島行きのフェリーに乗船した。
 一行は21日に利尻島を観光し、22日に稚内に戻る。
 添乗員によると、ツアーバスは1人2席分使用するなど人数制限し、毎朝の健康チェックなど入念に対策をしているとしたが、「ツアーの予約は例年の半分以下。今後もコロナの状況によるため先行きは不透明です」と話していた。
 ハートランドフェリー稚内支店の斉藤大成総務部長によると、今年1月末の段階で秋頃までのツアー予約はそれなりにあるものの、今後はキャンセルなども多くなりそうだとし「昨年よりいくらか期待できるが全く先が読めない。コロナが終息してくれないと困る」と嘆いていた。

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