コロナワクチンのクーポン発送は19日以降に 11日ワクチン接種模擬訓練

 稚内市新型コロナウイルスワクチン接種実施本部は、市内の65歳以上の高齢者(1万1000人)の接種に必要となるクーポン券を今月19日以降に発送できるよう準備を進めている。
 本部によると、今月12日と26日の週に1箱ずつ(1箱975回接種分)のワクチンが届く予定で、先ずは感染拡大や重症化を予防することが特に必要な高齢者施設14カ所の約1000人の入所者と従事者を対象に20日から医師が各施設を訪問して接種することにしている。
 それ以外の一般高齢者用のワクチンの供給量は道からの方針が示されていないため接種の開始時期については見通しは立っていないが、本部では接種に備えて担当職員が接種券のほか予診票などを封筒に入れる作業をしており19日の週の後半には発送したいとしている。
 ワクチン接種に向けては、集団接種会場となる保健福祉センター(中央4)で11日午後1時半から模擬訓練を実施する。
 宗谷医師会や北海道薬剤師会稚内支部の医師や看護師の協力を受け、被接種役として地域保健推進委員、医療と健康のまちづくり応援団員の20人余りが参加し、本番を想定して医師による予診からワクチンの接種、接種後の待機など一連の流れを確認する。

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