木彫り亀300個贈る 門間さんが交通安全願って
交通安全願い木彫りの亀作りをする門間喜一郎さん(79)=潮見3=が、今年も稚内市に交通安全マスコットの木彫りカメ300個を寄贈した。
門間さんは自身がバイク事故でケガをしたことを教訓に、ゆっくり歩くカメをモチーフに、廃材を再利用し昭和61年から一日1個のペースで製作しており稚内市には平成16年から寄贈を続け、市に贈られたカメは今年で5550個になる。
彫刻刀は使わず小刀を使って木材を彫り完成する5㌢前後で顔の表情がそれぞれ違う木彫りカメは、稚内市の交通安全のシンボルとして市民や旅行客に人気がある。
市ではコロナ感染状況を見て実施する街頭啓発などでドライバーやライダーに配布しスピードダウンを呼びかけていく。