山本建設が勇知いも出荷作業 低温熟成し糖度高く

 声問にある自然冷熱利用貯蔵庫で低温熟成してきた勇知いもの出荷時期を迎え、山本建設の菊池工社長は「1月にかけて寒い日が続いたこともあり糖度の高い最高なものができました」と、取引先への出荷作業を行っている。
 昨秋、勇知の畑で収穫したアンデスレッドや男爵、きたあかりなど5種類のイモ12㌧を11月から室温0度前後の貯蔵庫で保管し4カ月余り熟成させたことで通常5度前後のイモの糖度は10度以上まで甘くなり、今年はこれまでに市内のグループホームや菓子店、札幌のホテル、稚内の物産市が入る東京のハッピーロード大山商店の〝とれたて村〟などに出荷している。
 コロナの影響により道外からの大口注文は減ったが、今年は新たに市内のスーパーや個人客、札幌の百貨店などからの注文があり、広く勇知いもが知られるようになってきたとした菊池社長は「コロナの影響で注文は減っているのは残念ですが一般向けにも販売していますので、他のとは別物の甘くて美味しくなったジャガイモを是非食味してほしい」と話していた。
 一般向けは山本建設☎23―3087で受け付けている。

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