けさ〝だるま太陽〟出現 女性タクシードライバー撮影

 モチがぷっくり膨らんだような太陽が22日朝、稚内上空で見られた。
 蜃気楼の一種で、地上と上空の温度の差がある時に発生し、太陽がくびれて見える様子から「だるま太陽」と呼ばれている。
 22日午前7時過ぎ、緑から栄方面へ車を走らせていた50代の女性タクシードライバーが日の出で昇り始めた太陽が焼きモチのように変化した様子を撮影した。
 朝の早い時間帯に出勤することもあり、冬は寒い時に、けあらしや宗谷湾で蜃気楼などを何回か見たことがあるという女性は「きょうのようなだるまの型をした太陽は初めて見ました。観光に関わる仕事なので、稚内の様子をSNSなどで発信していきたい」と話していた。

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