社会福祉事業団が顔認証・検温機導入 コロナ対策で6台

 稚内市社会福祉事業団の運営する6施設に顔認証と検温が出来る端末が導入された。
 事業団では、施設内でのコロナ感染を防ぐため、職員を中心に検温、手指消毒など対策を施してきたが、道内や管内でコロナ感染者が増えていることを受け、感染対策の強化と施設訪問者の検温がスムーズに行うことが出来るよう導入した。
 タブレット端末に顔認証用のカメラ、非接触型の検温機器が搭載された機器は、僅か0・5秒で検温でき、37度以上の熱がある場合に異常を知らせるほかマスク未着用の場合は着用を促す機能が備わっている。検温したデータは最大3万件まで記録される。特に人の出入りが多い特養老人ホーム富士見園は、正面玄関と職員専用玄関の2カ所に既に設置され北光園やデイサービス潮見園などにも合計6台設置する。
 満保常務理事は「職員、利用者を中心に健康管理を徹底し、安全運営を目指したい」と話していた。

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