稚内市が瞬時に体温測定するサーモグラフィカメラ導入

 稚内市は、新型コロナウイルスの感染防止のため体温を自動測定するサーモグラフィカメラ1台(231万円)を導入した。
 稚内市が主催するイベントなどで多くの人が集まった際、会場に入る人の体温を瞬時にチェックできるよう導入したもので、小型で持ち運び可能な赤外線式のサーモグラフィカメラは、モニターに接近した人の画像が映し出され、設定した温度を超えるとアラーム音が鳴るようになっている。
 稚内観光マイスター試験があった25日、市役所で試験に臨む受験者用に対し初めてサーモグラフィカメラを使用した。カメラは1階ロビーに設置され職員がモニターを通じて、市役所に入る受験者の体温を一人ひとりチェックしていた。
 市の藤原生活福祉部長は「サーモグラフィカメラを使用することで、接触せずに検温できるためイベントなどでスムーズな入場ができ2次感染を防ぐというメリットがある。今後も市が主催するスポーツ大会、文化などのイベントに活用していきたい」と話していた。

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