16日就職試験解禁 来春卒高校生 稚内は昨年並みの求人

 コロナ禍によって例年より1カ月遅れの16日、高校生を対象にした就職試験が解禁される。
 稚内職安管内(稚内、豊富、天塩、遠別、利礼3町など)にある私立を含めた7高校の来春3月の卒業予定者は440人(今年3月卒業生449)のうち2割の88人(同89)が就職を希望している。希望地域は管内60人(同70)、道内27人(同18)、道外1人(同1)となっている。
 8月末の求人数は207人(同233)と新型コロナウイルスの影響もあって抑制気味にあるようだ。
 稚内市内では稚内信金が来週22日の試験実施を予定しており12人(うち稚内2校から5人)受験する見込み。
 稚内農協は11月第1週での試験を予定している。
 大谷高は、90人の卒業生のうち公務員、縁故関係含め40人が就職を希望しており、今月5日からの応募で全員出願書類を提出しているという。
 就職担当の伊藤優美子教諭は「コロナがあり求人前は心配していましたが、稚内市内の会社の求人が昨年並みにあり安堵しております」と話していた。

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