5年越しの成果 市の囲いワナで2㍍360㌔のクマ捕獲

 市がクマの目撃が相次いでいた開進地区に設置していた箱ワナで体長2㍍近い雄クマ1頭捕獲された。
 市(農政課)によると、この地域ではクマがデントコーン畑を荒らす被害が相次ぎ、平成28年から毎年収穫時期の9月にかけて箱ワナを設置するも、これまで捕獲に至らなかったが、去る9日に直径1・3㍍、高さ1・3㍍、奥行き4・2㍍の箱ワナを仕掛けたところ、翌10日午後9時前にクマがワナに入ったことが分かり、11日朝に稚内市鳥獣被害実施隊や市職員が現地に向かい捕獲されたクマを確認した。
 捕獲されたクマは推定10歳で、体長1・94㍍体重は360㌔もあった。
 熊谷農政課長は「ハンターの話しでクマは雨が降ると活発に動く習性があり、10日午後から雨が降ったことが幸いしたよう。ワナを設置するようになり5年越しの捕獲になった」と話していた。

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