メロンなど食品2.9㌧ チャーター第2便 今夕、サ州向け出港

 稚内とサハリン州との間の物流拡大に向け稚内・コルサコフ定期航路利用促進協議会がチャーターした貨物船に27日、食品や建設資材など2・9㌧が積み込まれた。
 7月に続く2回目の貨物船チャーター事業で、コルサコフ港を発ち27日午前8時過ぎ、稚内港国際旅客ターミナル前に到着したロシアの貨物船に、北友ストアーのメロンやスイカなど1・5㌧分、旭川からユジノサハリンスク市にあるラーメン店で使用する麺、新潟からキッチン用品や今治タオルなど生活雑貨、道内の建設資材など前回の6倍近い貨物が船積みされた。
 ユジノ市にある大型ショッピングセンター内食料品コーナー用に富良野産のメロンなどを輸出した北友ストアーの吉川勝社長は「コロナの影響で落ち込んでいたサハリンの経済活動は少しずつ回復してきている状況で、日本の食料品は全く入っていない状況と聞いている。ロシア人が好む果物の注文が多かった」と話していた。
 用船は天候を見て夕方までにコルサコフ港に向け出港する。
 チャーター事業3回目の次回は10月を予定している。

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