稚内公園道路通行止め解除され観光客の姿 

ゲート開放後、公園道路を走行する車

市街地の景色を写真に収める観光客

 土砂崩れが発生し通行止めとなっていた稚内公園道路の通行が12日朝、解除され、観光客が公園山頂から市街地の眺望を楽しんでいた。
 管理する稚内市シルバー人材センターが午前8時にゲートを開け通行できるようになると、午前中は墓参りのため車で稚内霊苑に向かう市民の姿が多くあり、氷雪の門前などには道内外からの観光客も訪れていた。
 宗谷バスの市内観光地を巡る定期観光バスで稚内公園に訪れた千葉県からの40代男性は「昨日とは違いきょうは天候が良く、市街地の景色を見れて良かった」と公園からの眺めを写真に収めていた。
 7日の大雨により土砂崩れがあった場所はブルーシートで覆われ更に崩れないよう杭を打つなどし11日までに応急工事が完了。現場上の樺太師範学校同窓会の記念碑周辺はバリケードが張られ立ち入り禁止となっている。
 公園道路が通行止めされた7日から営業を休んでいた公園展望休憩所にある稚内公園ソフト店は12日から営業を再開した。店主の遠藤正俊さんは「今年はコロナに加え大雨で散々な年。連休は客入りを期待していたが、土砂崩れで営業ができずに残念」と話していた。

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