面会の制限緩和へ 社会福祉事業団が運営する福祉施設

 稚内市社会福祉事業団が運営する3カ所の福祉施設は〝新北海道スタイル〟の取り組みとして7月1日からお年寄りと家族の面会規制を一部緩和する。
 特養、ユニット型特養、養護老人ホーム富士見園の3施設は、4月17日から面会が中止され、今月4日からはタブレット端末を使ったオンライン面会など行ってきた。
 道が19日、新型コロナウイルスに関する規制が一部緩和されたことから、職員のマスク着用やまめな手洗い、来訪者の体温測定など7項目を示す新北海道スタイルに取り組みをし、3施設それぞれに専用の面会部屋を設けることにした。
 特養富士見園では、会議室をパーテーションで半分に区切り、その真中にビニールを張り、面会時の飛沫感染対策をした上で対面出来るようになった。利用者の女性は「ビニール越しでも話が出来るのが嬉しく早く家族に会いたい」と話していた。
 予約制にし対面時間を決め人数も制限をし行うとともに、これまでのオンライン面会も継続する。
 満保常務理事は「平常の面会にまでとは至りませんが、職員一同利用者の健康維持のため奮闘していますので理解のほど宜しくお願いします」と話していた。

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