土産店などから悲鳴 コロナ影響 3月の売上げ著しく減少

 新型コロナウイルスの影響で、客足が激減した市内の土産店などから「3月の売上げは例年の9割も落ち込んだ。この先はどうなるか分からない」と悲鳴が上がっている。
 稚内駅近くで観光バスのルートとなっている北市場には、冬季観光の終盤時期とはいえ例年3月は、契約したツアーが2500人余り来店するが、新型コロナウイルスの影響で旅行キャンセルが相次ぎ東京からの団体は1本もなく、今年は札幌からの団体1本で僅か20人程度の利用しかない。
 先週は契約したツアーではないが、小型バス1台が入るも、旅行者は少なく、スタッフは「売上げは9割も落ち込んでいる。これから春観光のシーズンだが、コロナの影響でツアーはない状況だとの話しもあり、この先も相当な影響がある」と嘆いていた。
 キタカラ内にある土産店も例年の6割程度まで売上げが落ち込み、まちづくり稚内の吉川常務は「2月はそれほど影響はなかったが、コロナの影響でツアー客がなかった3月の売上げ減少幅は大きい」と話していた。

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