時の話題 「春だというのに」

 週明けというのは動きがあり何かと忙しいものだが、新型コロナウイルスへの対応・対策が繁忙に輪をかけている。
 小社には午前中、クライアント(広告主)から今月20日に予定していたイベントを中止する広告を掲載してもらいたいとの申し出があるなどバタバタとした。皆さん何となく認識しているだろうが、小社のような地方の新聞社といえど週の始まりは忙しい。気持ちも気忙しく助長しているのがコロナだ。
 政府の後手に回る対策に批難が集中しているが、見えぬウイルスへの備えの体制が元々脆弱で配置される厚労省の職員だけでは無理があるので此処は安倍総理の絶対的対応が欠かせない。
 政府は緊急事態対応の法令を改正し果断に対策を実施して行かねばならず、3月中ばかりでなく4月、5月も収束に向わないとした最悪のシュミレーション持つのも肝要か。
 その場合、東京五輪開催は見送られるも1年後の開催を見通すことも必要だろう。
 稚内に関しては他の2振興局管内同様、ここまで感染者は出ていないが、潜在感染者がいるという想定で保健所や市ばかりでなく行政、団体、そして市民も手抜りなくコロナ対策を実施していく必要があろう。
 その中で道内のパチンコ店が営業時間を2時間短縮したのは評価できるが、人が集まるだけに抜かりない予防対策が欠かせない。
 子ども達の臨時休校の是非論は別にし、16日以降は分散登校だけでなく分散授業にも取り組まねばなるまい。
 春だというのに溜息ばかり出る。

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