こまどりスキー場に人工芝敷設 夏でも練習可能に
こまどりスキー場で雪のない夏場でもジブアイテム(障害物)の練習ができるスノーパーク整備工事が進められている。
稚内から3人のプロスノーボーダーが誕生し、全国大会でも優秀な成績を残すまで活躍しているスノーボーダー達から、夏場も練習をしたいと市に要望があり、雪がなくてもジブアイテム周辺で滑ることができるよう人工芝が設置されることになった。
市から391万5000円で請け負った稚内グリーンファクトリーが、10日から人工芝を設置するための整地作業を行っており、今後除草シートを敷設しピスラボマット(人工芝)を専門業者が設置する。コース頂上から幅4・5㍍、長さ45㍍に亘り人工芝が敷かれレールのジブアイテムが設置される。
順調に行けば来週末には完成するようだ。
スノーボード関係者は「環境が整備されたことで本州で戦える選手の育成に繋がり競技人口も増えると嬉しい」と話していた。
15日午前10時からはスノーボードチームシーモアの子供たちが人工芝を運ぶ手伝いをする。