香港メディアが着物ツアーを取材 ドーム、旧瀬戸邸なども

 香港の大手メディアの撮影クルーが来市し11日、着物で街歩きツアー体験を取材した。
 台湾に次ぎ団体客だけでなく個人旅行者も増えてきている香港からの観光客の誘致に繋げようと、北宗谷観光広域観光推進協議会のインバウンド地域開発事業として、大手旅行雑誌社の記者やカメラマンなど4人が7日に稚内入りしてから利尻、礼文、豊富、ノシャップ岬、稚内公園などを回っている。
 11日は稚内和服でおもてなし実行委員会による着物で街歩きツアーを取材した雑誌社の記者自らが着物を着て北防波堤ドームや旧瀬戸邸、JR稚内駅などを巡った。
 このあと、宗谷丘陵の白い道などにも立ち寄った。
 12日帰国する雑誌社では今回取材した内容を来季に向けた旅行誌やガイドブックに記事や写真を掲載することにしている。
 稚内観光協会の戸村プロジェクトマネジャーは「宗谷に訪れる香港からの旅行者は台湾に次ぎ多い。様々なアプローチをかけ、この地域の魅力を伝え誘致に繋げていきたい」と話していた。

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