時の話題 「半年振り返り」

 稚内の総鎮守である北門神社の例大祭が好天に恵まれ恙なく終えたのは何よりだった。
 子供たちは軒を連ねた露店、町内会ごとの御輿に参加するのを楽しみにしており、事故なく終えたことに安堵すると共に、これから半年間の令和初年の稚内の安寧を願っているところだ。
 これまでの半年間での重大事は市長選などあった統一地方選挙で市長選は他に2人の候補がいたが貫禄勝ちした工藤市政が継続するのは市民にとって安心感が広がり、余りのおんぶに抱っこは宜しくはないが「市政は市長に任せ自分たちの生活をして行けばいいのかな」との思いが市民にあるようだ。
 稚内ゴルフ場を4千万円以上の公金を使用し市が取得した事には何かと辻褄が合わない点があり、その辺りについては元市議で稚内を愛する会の佐々木政美氏が訴訟を起こし追求しているが、我々市民も取得経緯の真実を知りたいところで、佐々木さんに声援を送る市民も少なくないようである。
 日ロ航路が今年、休止に至ったのは残念なことだが、交通アクセスとしては航空路が至便ながら稚内としてのアイデンティティーのために航路は欠かせず、何とかして来年の復活を期待したいものだ。
 北星大学に関しては今週にも記者会見を開き存続・廃学の方向性を示すようだが、市の負担が際限なく続くようであれば止めればいいだけの話であり、他に余計な事を考えなくていいとは思うものの、市長にとって思い入れの強い大学だけにどのような結論を出すのか注目されよう。無理を通すのだけは厳禁だ。

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