「安心安全な暮らしを確保」 山廣孝行振興局副局長
宗谷総合振興局副局長(建設管理部担当)に着任した山廣孝之氏(55)は「道路や河川など社会資本整備、除雪などの維持管理を通じて基幹産業の下支えをし、安心安全な暮らしの確保に向け全力で取り組んで行きたい」と抱負を述べた。
帯広出身の山廣部長は、室蘭工大大学院を卒業した平成元年に奉職。道庁建設部を振り出しに、室蘭建管部地域調整課長、留萌建管部事業室長など歴任。前任は建設部河川砂防課砂防災害担当課長。
宗谷地域への勤務は初めてで「海、山の幸ともに美味しく、稚内の景観は素晴らしい」と印象を語った。
自然災害対応の業務に当たることが多く、平成12年の有珠山噴火では「火山灰の対応など急ピッチで行わなければならず、現地と本庁の往復が続き大変だった」と振り返った。
宗谷地域では「漁港整備など力を入れ、冬場の道路の対応にしっかりと当たりたい」と話していた。
趣味はアイスホッケー。