タコ燻製作り始まる 宗谷中で51年間続く伝統行事
宗谷中で8日から伝統のタコの燻製作りが行われている。
地域産業教育の一環として、開校した昭和43年から続く伝統行事に今年は全校生徒28人が参加した。
生徒たちは8、9の両日、水産加工場から仕入れた120㌔の冷凍ミズダコの足を切り宗谷の塩など材料にしたものと、燻製作りの中心となる2年生が考案したゴマダレの2種類の味付けをし、今は松のおがくずで燻す作業が行われている。
1週間~10日間ほどで完成するタコの燻製は、日頃お世話になっている地域住民に贈られる。
16日からは3年生のホタテ貝柱の燻製作りが始まり、完成した燻製は9月の修学旅行の際の販売実習で商品購入者にプレゼントされる予定。