議長に岡本氏就任 臨時議会開き投票 副議長には横澤氏
市議会は14日、臨時議会を開き、新しい議長に仁政友会の岡本雄輔議員(52)、副議長に自由クラブの横澤輝樹議員(49)を選任した。
病気療養のため本田議員が欠席し出席した議員17人で議長を決める投票(無記名)を行った結果、岡本議員9票、公明党の鈴木茂行議員8票となり、岡本議員が21代目以来、2回目となる23代目の議長に就任した。2回目の議長就任は昭和30年から2期8年間務めた渋谷長吉氏以来、2人目となる。
新議長に選ばれた岡本議員は就任挨拶で「23代議長に選任されたことは大変光栄と思うと同時に、責任の重さを痛感しています。令和元年の新たなスタートをした稚内市議会の議員の協力のもと、稚内市の更なる発展、市民生活の向上などに努力をしていきたい」と述べた。
岡本議長からの指名で副議長に就任した横澤議員は「任務の重さを痛感し住み良いマチづくりのため信頼される議会を保ち続けることが大切だと考えており、広く市民の声を聞き、稚内市の発展のため努力して参ります」と抱負を述べた。
工藤市長も3期目の就任挨拶をし「皆さんから頂いた信頼と期待をしっかり受け止めながら、これまで積み重ねてきた8年の経験を踏まえ、全力で課題解決に向け決意を新たにしています」とし、具体的な施策については「次の定例会(6月)での所信表明の中で示すことを考えております」と述べた。