氷雪の広場、雪不足乗り越え開催 明日まで多彩な催し
わっかない氷雪の広場は8日、北防波堤ドーム公園で開幕。今年は雪確保に苦労したが稚内青年会議所を中心とした実行委員会の労力によって立派な会場が出来上がり、初日は多くの親子連れで賑わった。
氷点下10度を下回る厳しい寒さとなるも晴れて穏やかな天候となり、会場には多くの親子連れが訪れ、午前10時から始まったオープニングセレモニーで大会長の工藤市長が「雪が少なくて心配しましたが、関係する皆さんに支えられて無事開催することが出来たこと心から感謝申し上げます。冬は友達を合い言葉に子供から大人まで盛り上がり、犬ぞり大会が中止となった分大いに楽しんで下さい」と挨拶。実行委員長の中場稚内商工会議所副会頭が「北国の寒さを吹き飛ばすように楽しんで下さい」と述べたあと、恒例のモチ撒き大会が行われ、市長らがステージから投げた当たり入りのモチを子供たちは両手いっぱいに集めていた。
市内4つの幼稚園の子供たちが踊りなどを披露したてっぺんヒットパレード、キャラクターショー、新企画の氷などをソリに乗せて競う雪上馬力王などの催しに加え、チュービングなどで最北の町の雪祭りを思う存分楽しんでいた。
9日は午前10時からオープニングのモチ撒き大会、両足を麻袋に入れてゴールを目指す袋飛び韋駄天王など催される。