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 コルサコフと稚内を結ぶ定期航路の運航会社SASCOと北海道サハリン航路(HSL)の会見が2日開かれ、来年の運航について6月~9月20日まで38往復76便(今年は12往復24便)計画していることを明らかにした。
 1日にサスコのマツーク社長とHSLの藤田社長が会談し、来年の運航計画など基本合意した内容を発表したもので、使用船舶は旅客と貨物を同時に運ぶ貨客船を探しているが船舶と船員の確保が難しく、引き続き船を探すものの今年使った双胴船「ペンギン33」を使用する可能性が高いとし、来年1月までには船舶を決定させたいとした。
 来年の運航については閑散期の6~7月下旬と9月中旬は週2往復、繁忙期の7月下旬~9月初旬は3往復にする計画で、40%の乗船率で2500人程度(今季511人)の利用を見込んでおり、運航日程は船が決定する1月までには確定させ早い時期から予約を始めたいとした。
 双胴船を使用した新たな航路も検討しているそうでホルムスク、ネベリスクと稚内を結ぶ航路開設も視野に入れているというサスコ社は現在、就航しているサハリンとウラジオストク、韓国の釜山、稚内などへの船舶として1500~2000㌧クラスで乗客100人程度、車20台前後搭載できる新たな貨客船建造構想もあることも明らかにした。
 会見でサハリン航路運航についてビジネスではないことを強調したマツーク社長は「日本とロシアの友好善隣役となる航路で、将来に向けての投資」と力を込めて語った。

「稚内港湾施設を視察 サスコ社マツーク社長ら」
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 会見終了後、新たな貨客船の建造を計画しているサスコ社のマツーク社長ら3人が稚内港湾施設の乾ドックを視察した。
 港湾の作業員の案内で乾ドック、船体整備中のサイプリア宗谷(3500㌧)の作業の様子を見て回ったマツーク社長は本紙の取材に対し「このドックなら計画している船も受け入れ可能だ」と話していた。