時の話題 「誤った判定」
NHKの「のど自慢」を楽しみにしており昨日は函館での開催とあってテレビ桟敷でで~んと構え視聴した。鐘が鳴る上手な出場者の取捨は当方心得ていると思いきや昨日は違った。どう見聞しても不合格と思いき出場者が数人合格した一方、逆もあり白けてしまった。
歌のうまい・へたは見分けられると勘違いしたのかと思うほど、どうみても合格とは思われない人に鐘打たれ番組の後半に紹介された打ち手は札幌交響楽団員であった。合否を秘かに伝えられ鐘打していると信じるも、楽団員の判断も?との疑念が生まれた。NHKに尋ねたいものだ。
のど自慢にそれほど熱くなるのもいかがかと自らも思うのだが正確な判断してもらわないと催し自体がちんけなものにもなるので審査は厳格でなければならない。
野球好きの筆者はプロ野球などのストライク・ボール判定の1球で勝敗の帰趨が変わるのをこれまで何度も見てきた。アンパイヤ―には高低や左右で幅があり致し方ないとは見ているが、どう見てもストライクだろと自分なりに判定した投球がボールになり四球で一塁に立ち、その後逆転する試合を何度か見てきた。アウト・セーフはビデオ判定があるものの、ボールの判定にはなく、審判の下手な判定で試合の興を醒ますのを何度か経験している。
人の判定と判断には間違えることがある。間々なら未だしもしょっちゅうは許せない。仕事の対価として報酬を得ているのであればあってはならない。たかがのど自慢、されどのど自慢である。


