冬囲い、冬タイヤの季節に 稚内地方は明晩から積雪の恐れ

声問緑地公園での冬囲い作業

冬タイヤへの交換作業

 19日にかけて天気予報に雪マークが付いた。公園では冬囲い、ガソリンスタンドでは冬タイヤへの交換など冬への備えが進んでいる。
 稚内地方気象台によると、上空1500㍍付近に氷点下7〜8度と11月並みの寒気が入り、19日夜から20日朝には標高が高い場所で積雪状態になり、平地でも雪が降るので初雪観測(昨年は10月19日)の可能性がある。
 24日までの最低気温は平年より低い状態が続き、気象台職員は19日夜にかけては市街地より気温が下がる沼川など内陸部で深夜から朝にかけて積雪の恐れもあり、路面変化など注意を呼びかけている。
 公園の維持管理をする稚内市シルバー人材センターは、先週から声問の緑地公園を皮切りに、末広公園などにあるハマナスの樹木の冬囲い作業に着手している。会員は「この作業を始めると、また長い冬が来ることを実感する」と作業を続けていた。
 若葉台の稚内ビーエスタイヤセンターには峠越えなどする大型車の冬タイヤ交換作業が行われている。スタッフは「今週始め頃からトラックなどのタイヤ交換があり、来週は雪予報なので、一般車の交換が増えるかも」と話していた。