ホタテ、銀杏草に舌鼓 きた北海道DMO FDA機ツアー客に振舞う

 FDA(フジドリームエアライズ)のチャーター機で稚内入りした小牧、静岡からのツアー客75人が25日、北防波堤ドームでホタテ焼きや銀杏草の味噌汁を味わった。ツアー客は「稚内の食べ物は美味しい」などとほほ笑んでいた。
 秋観光に合わせて10月3日まで運行しているFDAチャーター機のツアー客向けに、きた北海道DMOが主催し北の桜守など映画のロケ地としての特色や宗谷の食材を活かした「北宗谷フード・シネマフェスティバル」という事業を今季初めて実施しているもので、ツアー客に対し北防ドームを会場に特産品の食を提供し映画関係では市内ロケ地マップ、北の桜守グッズなどを配布し、礼文島・利尻島エリアでも同様の事業を行うことになっている。
 FDA機で小牧空港から稚内入りしたツアー客35人は25日、ドーム内に用意された食事スペースで稚内の観光関係者が、その場で焼いたばかりのホタテ焼きに舌鼓を打った。名古屋から友人と2人で来たという女性は「名古屋はまだ気温は30度近くある。稚内は寒くて驚きました」と話しながらもホタテ焼きと銀杏草の味噌汁には満足したようで「銀杏草は初めて食べましたが磯の香りがしてとても美味しく、ホタテ焼きも絶品でした」と話していた。
 1時間後には静岡からのツアー客40人がドームに立ち寄り、食事を味わっていた。