11年ぶりに全道音楽発表大会 稚高、大谷高など42校から1000人余り出場

 道高文連主催の第59回全道高等学校音楽発表大会は10月1、2の両日、文化センターで開かれる。稚内では平成26年11年ぶりの開催となり、当番校の稚高から大会に出場する吹奏楽部21人は「大会を楽しみたい」などと練習に熱が入っている。
 大会は日本音楽、合唱、器楽・管弦楽、吹奏楽の4部門に分かれて開かれ、空知や石狩、上川、道北など各地区から42校1000人余りの生徒が参加する。
 道北支部から吹奏楽部門に稚高、大谷高、豊富高の3校が合同(総勢58人)で出場する。3年生が引退して1、2年生の新体制となっての大会に、稚高2年生で吹奏楽部部長の濱田唯華さん(16)は「11年ぶりの稚内大会なので、開催地としてしっかり皆さんをおもてなししたい。出場するからは大谷高、豊富高の生徒さん達と良い演奏をしたい」と張り切っている。
 大会1日目の午後5時からは1000人の出場生徒が会場に一堂に会し、道北支部の高校合同バンド演奏やクイズ大会などの交流会がある。
 稚高の大橋綾夏教諭は「大きな大会なのでしっかり準備したい」と話し、小林洋介校長は「各地から集まった生徒同士が交流し、繋がりを深めてもらいたい」と期待を寄せている。