熱戦の火蓋切られる カーリング 冬季五輪代表決定戦

カーリングのミラノ・コルティナ冬季五輪の最終予選出場を懸けた4人制の日本代表決定戦が11日からみどりスポーツパークで開幕。男女チームが熱戦を繰り広げている。
冬季五輪に向け12月にカナダである世界最終予選への日本代表決定戦には、女子はフォルティウス、SC軽井沢クラブ、ロコソラーレの3チーム。男子はSC軽井沢クラブとコンサドーレの2チームが出場している。
前日の10日午前中からの公式練習後の夕方記者会見が開かれ、各チームのスキップが試合に向けて抱負を語り女子チームのフォルティウスの吉村沙也香選手は「沢山の準備をして稚内の地に立っている。自信を持ってプレーしたい」、SC軽井沢の上野美優選手は「この日を迎えられたことが嬉しい。初めての代表決定戦の舞台ですが、全ての試合を楽しみ最終日まで笑顔でプレーしたい」、ロコソラーレの藤澤五月選手は「大会のためにシーズン早くから練習してきました。練習で取り組んできたことを披露する場であり、最後までチーム一丸となって笑顔で戦いきりたい」などと決定戦への決意を語った。
男子チームのSC軽井沢の山口剛史選手は「大きい大会でも一歩ずつ成長できるよう頑張りたい。覚悟を持ってプレーしたい」、コンサドーレの阿部晋也選手は「ここまでの準備は順調に出来ています。チーム一丸となってプレーに集中したい」などと語った。
11日午前8時から初戦があり、男子の試合と女子はフォルティウスとロコソラーレが対戦した。会場内には202席の観客席が設けられ、注目の大会だけに1試合目は満席近く席が埋まり、選手のプレーに釘付けになっていた。


