時の話題 「常任委に臨場し」
お盆のあとの市議会常任委員会は休みボケもあったのか、市職員の甘さを感じた。18日の総務経済常任委ではメグマ沼自然公園にある木道について千葉一幸議員から質されるも担当課長の不勉強ぶりが露呈された。
公園内の木道で破損箇所が確認され、今は立入禁止の措置がなされるも3ルートのうち1ルートは9月から供用開始されるとの市側の説明に落ち度は無かったものの、他の2ルートの破損箇所数は―との質問に答えられず破損の確認時期に関しても答弁できず、担当課長の不勉強ぶりが浮き彫りになった。
鳥獣保護管理法改定質疑でも「適宜取り組んでいきたい」と常套句とも言える逃げ口上で終始し、正直あの程度の答弁なら門外漢の筆者でもできるわいとの印象を強く持った。
昨19日の民生文教常任委では中学校部活動の地域移行について横澤議員のしつような質問に担当課長も上司の対策監ともその場凌ぎの答弁に終始し、おそらく自分か知人の家族に中学生がいるのだろう川崎議員の質問に対しての答弁に「中身が無い」と一蹴される始末では盆ボケがあったにしては力不足の感は歪めない。
稚内市職員が昔から実力が備わっていたとは言わずも、この数年の担当課長の力不足は端で聞いていても宜なるかの印象を強く持っている。
番外編として2年後の市長選への立候補が濃厚な横澤、千葉両氏の攻め口は甲乙つけがたく、志を持つだけで人は変わり的を外さぬ質問ができるのだなとも思った。今後の議会での鍔迫り合いが注目される。


