稚内公園に苗木182本植栽 第52回市民植樹祭

 稚内市主催の第52回市民植樹祭が18日、稚内公園の旧スキー場跡地で行われ、参加した市民はミズナラなどの苗木182本を植栽した。
 参加した南RCや稚内RC、山本建設など14団体と個人合わせて100人余りを前に、工藤市長が地球温暖化で再生可能エネルギーを取り組んでいることなどを触れた上で「エネルギーだけでなく、緑化というのは地球環境を守るという観点で大事なこと。次の世代に緑に囲まれたこのマチを引き継いでいくことが今生きる我々の取り組みであり、そんな思いをめぐらせながら意義ある時間を過ごしていただきたい」などと挨拶した。
 気温が25度近くまで上がった前日から打って変わって朝から強風が吹いた18日、気温は15度前後と肌寒かったが、参加者はスコップを使って旧スキー場跡地に設けた400平方㍍の斜面にミズナラ68本、イタヤカエデ52本、トドマツ62本の苗木を大きく育つようとの願いを込め植えていた。