白い道、エサヌカ線走る いいとこどり サイクリング 嶋崎さん案内 11人参加
自転車観光を推進するサイクリングバスを活用した自転車ツアー「いいとこどりサイクリング3日間」が21日から3日間、稚内や猿払、豊富で行われ、参加者はポラリス・ネイチャーガイズ&コンサルタンツ代表で自然ガイドの嶋崎暁啓さんの案内で宗谷丘陵の白い道など自転車観光を満喫した。
体験観光として大手旅行会社クラブツーリズムの催行で東京など首都圏から参加した男女11人は21日、サイクリングバスで豊富に移動し、稚内観光協会が用意した自転車で日本海に浮かぶ利尻富士を眺めながら稚咲内海岸沿いを走った。
22日は猿払に移動しカムイト沼や直線道路が有名な道道エサヌカ線を走ったあと、バスで移動し午後3時半から宗谷丘陵の白い道~宗谷岬までのサイクリングを楽しんだ。宗谷湾や丘陵に立つ風車郡を見ながらのサイクリングに、東京から参加した男性(65)は「車のCMで白い道を知り一度は来てみたかった場所。自転車で各地を巡る旅は楽しい。稚内は涼しくて最高ですね」と笑顔を見せていた。
23日はバスで抜海駅に到着後、駅内を見学したが、雨のため自転車ツアーは中止し、帰りの飛行機の時間までバスで市内観光地を巡った。
大雨予想だっため23日に走るコースだった白い道~宗谷岬は急遽22日夕方に変更したがガイドを担当した嶋崎さんは「参加者からはコースの絶景ポイントを通過する度に〝これはすごい〟〝さすが北海道〟という歓声が上がりました。皆さん稚内の涼しさに驚かれる方も多く、来年の夏はもっとゆっくり滞在して自転車などで周遊して楽しみたいとの声も聞かれました」と話していた。
9月まで残り3回あるツアーに向け「宗谷地域の素晴らしい景色の中を自転車で駆け抜ける爽快感を全身で感じていただきたい」と話していた。