親子33人 ナセルに魚の絵 ユーラス社 地域貢献事業の一環

 大型風車の部品などが保管されている末広埠頭で8日午後、市内の親子を対象に風車にペイントする催しがあり、子ども達が色鮮やかな絵を描いた。
 稚内、豊富、幌延の3市町6カ所に世界最大クラスの大型風車を建設・稼働するプロジェクトを進めている風力発電国内最大手のユーラスエナジーホールディングスと、グループ会社の合同会社道北風力が地域貢献事業として、夏休みに合わせ昨年に続き開催したイベントには、親子連れ33人が参加した。
現在建設中で来年春から稼働する予定にある芦川ウインファーム南側区画、勇地ウインドファームの風車で使う発電機などの部品が入っている高さ約4㍍横5~10㍍、幅4㍍の機械室「ナセル」2基に、子どもたちは海の街稚内に因んだ魚や陸上の動物の絵を描いた。
 魚などを描いた女の子は「上手に描けたよ」と笑顔。ユーラス社の担当者は「風車を身近に感じて頂きたい」と話していた。