数量減も金額増加 昨年度沖底漁船水揚げ 20億円台には乗る

 稚内機船漁協は、昨年度(昨年4月~今年3月末まで)の水揚げ状況をまとめた。
 3月はホッケとタラ主体に1465㌧(昨年3月対比2倍)1億4512万円(同38%増)。
 年度年間水揚げ量は1万6862㌧(前年度対比2・7%減)、20億9391万円(同15・8%増)。1㌔当り単価は124・2円(同19・8円高)。
 スケソ(57%減)、オオナゴ(43%減)と減ったが、ホッケは前年度に比べ77%の増。
 魚種別水揚げ高。
 ▽タラ 3068㌧(同21・4%増)6億2307万円(同24・6%増)㌔単価203・1円(同5・3円高)▽スケソ 4916㌧(同43・3%減)2億3767万円(同41・7%減)48・3円(同1・3円高)▽ホッケ 7934㌧(同77・1%増)10億9325万円(同2・6倍)137・8円(同43・9円高)▽カレイ 184㌧(同44・4%減)2170万円(同48・5%減)117・7円(同9・5円安)▽ニシン 16㌧(同68%減)194万円(同39・9%減)123・6円(同58・9円高)▽オオナゴ 282㌧(同57・1%減)1341万円(同52・7%減)47・5円(同4・3円高)▽カスベ 113㌧(同22・1%減)1384万円(同19・1%減)122・9円(同5・2円高)▽その他鮮魚 350㌧(同26%減)8904万円(同77・2%減)254・2円(同569・5円安)。