新年向けすす払い 北門神社 山本宮司ら本殿など掃除

 北門神社で27日、年の瀬恒例のすす払いがあり、一年間の汚れを落とし新年を迎える準備を整えた。
 午前9時過ぎから山本泰照宮司ら神職3人が先に笹が付いた2・5㍍の長さがある竹を手に、本殿の天井や神具、壁などの一年間のほこりを払い落とし床など丁寧に雑巾掛けした。
 山本宮司は今年一年について「コロナが5類になり、漸く日常が少しずつ戻ってきましたが、ウクライナ侵攻やイスラエルとハマスの戦争などがあり、早く平和な世の中になってほしい」などと振り返り、辰年となる来年は「元旦は暦の関係で今までで一番と言っていいぐらいの大安となり、龍(辰)のように昇り、世の中が明るくなるような年になって一歩でも前進でき稚内が良くなることを神様にお願いしました」と話していた。
 31日午後3時から大祓式、除夜祭のあと1日午前0時から初詣を受け付ける。例年、正月三が日は1万人前後の参拝者がいる。

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