武田振興局くらし・子育て部長着任 住民が誇り持てる取組みをと抱負
宗谷総合振興局のくらし・子育て担当部長に着任した武田淳氏(54)は「宗谷の広大な自然に対し、地域住民が誇りを持てる環境づくりに取り組み住み慣れた地域で安心・安全に暮らせるよう努めたい」と抱負を語った。
武田部長は旭川出身、北海学園大学経済学部を卒業し、平成3年に上川支庁に奉職。留萌地域政策課長、政策局北海道150年事業室主幹など歴任。前任は国際局国際課長補佐。
初めて勤務する宗谷の地に対し「広大な自然を有しており、海産物などの食や酪農が盛んな地域だと感じています」と話していた。
平成30年、北海道150年事業として上皇上皇后両陛下の行啓幸で利尻での訪問先を決定する業務や同年、胆振東部地震のお見舞いで厚真町を訪問した際に担当したことに「両陛下をお迎えする業務に携わることができたのは良い思い出です」と振り返った。
趣味は野球やジョギングなど身体を動かすこと。「振興局の野球部に参加し食を楽しんで行きたい」と話していた。