時の話題 「Xマスウィーク」
ここ数年の事だが、週末になるとどっと疲れが出るので早く就寝しないと体力を保てなくなっている。年末になると新年号作りのため休刊日(日曜)も出勤し仕事をしなくてはならないので折角の休刊日の骨休みも出来ず体調は芳しくない。
昨年はコロナ禍によって年末の夜の行事が中止されたのでどうにか体調を維持できたが今年は程々開催するようになったので、その務めもあり無事乗り切れるか危惧している。
今週はXマスウィークであり普段殺風景な街並みにイルミネーションが各所で飾られ彩られているが、20年以上前になるか市役所~文化センター辺りまで灯された電飾がいつの間にか無くなり、他の町の様子をテレビで見るにつけ「復活してくれればいいね」などと妻と会話している。
あの電飾は民間企業がボランティアで飾り灯していたので事情があり止めたのだろうが役所の前なのだから稚内市がやったらいいのでは―と思う。
18日朝のNHKテレビで何処かの町にある児童養護施設にこの30数年来、匿名のXマスプレゼント寄贈があるという。何らかの事情で親元を離れ施設で暮らす子ども達にとっては待ちに待った日であり、感謝のメッセージを書く子どもらの様子に目頭が熱くなった。
端から一様に幸せそうな人間社会だが、不幸せな人はごまんとおり、それが子ども達だと自らに孫がいることもあって「どうか幸せに」と思わずにいられない。
誰にでも公平な社会の創造は夢物語なのだろうが、その物語に幾らでも近付くべき努めるのが大人の責務だ。