観光振興などで意見交換 稚内開建主催 新たな北海道総合開発計画を考える宗谷会議

 稚内開建主催の新たな北海道総合開発計画を考える宗谷会議が10日、稚内地方合同庁舎で開かれ、稚内の事業者らが宗谷の将来に向け意見を交わした。
 北海道総合開発計画の策定に当たり、2050年までのカーボンニュートラル実現に向け国の方針が打ち出されたことなど踏まえ、宗谷地域が目指すべき姿について協議する場として開かれたもので尾崎篤志さん(THE STAY WAKKANAIマネージャー)加藤潤さん(ユーラスエナジーホールディングス稚内支店長)、桑田大介さん(稚内信金総合企画部長代理)、田中あもさん(あぐりネット宗谷工房レティエ社長)、中陳大樹さん(中央水産社長)がパネリストとして参加した。
 意見交換では、宗谷からの人口流出の阻止観光振興などの課題に「観光客に対して歓迎する雰囲気が足りない。街全体として歓迎ムードをもっと出したほうがよい」、「SNSを活用しファンを作り、管内にとどまらせる手段が必要」、「稚内ならではの犬ぞりなどの体験型観光をしてはどうか」などの意見が出ていた。

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